なんだか最近調子悪いなぁ。気分がのらないなぁ。そんな時あなたはどうしていますか?
なんにもしたくない。そんな時、小説を読んでみたらどうでしょうか。
気持ちの晴れるフレーズに出あえたらラッキーですね。
いつも頑張っているあなたは、仕事に役立てようとビジネス書を読んだり、家事育児に活かせる本を選びがちですね。
いったん、日常から離れた小説を手に取ってみてください。
読書好きの私がおすすめする本をぜひ読んでもらえたら嬉しいです。
目次
心が疲れた時に読むおすすめの小説
涙は心を洗い流してくれます。
涙が止まらないほど感動すること間違いなしの本を紹介します。
塩狩峠 三浦 綾子
この本を読むと、隣人の為、他人のために何かをしなくちゃという強い気持ちにさせてくれます。
自分に向いている苦しい気持ちを忘れることができるでしょう。それが例え、逃げるようなことになってしまっても良いと思うんです。
現実逃避したっていいじゃないでしょうか。
宗教色が強いので、嫌悪感を持つ人にはおすすめできません。
カラフル 森 絵都
ネタバレになってしまいますが、自殺した中学生の体に入り込んでしまうお話です。
自分の人生を見つめなおすことができます。再発見、再出発、再び生きよう、自分の人生を自分で生きようと思えますよ。
ざわついた心が落ちつくおすすめの小説
ざわざわ、もやもやした気持ちの正体ははっきりしませんが、人間関係に起因することが多いんじゃないかなと思います。
私は他人の目が気になってあの人は私のことこんな風に思っているんじゃないかとか、そういう思い込みに縛られて辛い思いをすることがあります。
窓の魚 西 加奈子
西加奈子作品の中では異色とされるこの作品。
私はなんか、「みんな人のことはどうでも良いんだなぁ」と思えたんですよね。
人は、自分のことをあんまり見てないないんじゃないか、どうでも良いと思っているんじゃないか。そうだったら、あんまり思い悩むことなんてないんじゃないかな。
そんな風に感じたので、人間関係に疲れた時に読んでみると良いかもしれません。
鬱っぽい時におすすめの小説
鬱っぽい時に太宰治や村上春樹の本は読まない方が良いでしょう。
私の経験上、鬱っぽい気持ちに拍車がかかると言いますか…やめておいた方が無難です。
本当にどうしようもない時には、温かい紅茶でも飲んで、眠れるなら眠ってしまってくださいね。
二十歳の原点 高野 悦子
鬱っぽい時に自殺した人の本をすすめてどうするんだ!
と怒られてしまいそうですが、死んじゃう前はこういう気持ちだったのか~と、実際に自殺した人の気持ちを知ることができて、私は死ななくて良かったな。そう思えました。
死んじゃったら、この先の楽しいことや辛いことが全部ないんです。
どんなに頭が良くても、きれいでも、死んじゃったらおしまいなんです。
みっともなくてもいいじゃないですか。生きましょうよ。
明るく前向きな気持ちになれる小説
短くてサクッと読める、忙しい大人女子におすすめです。
さいはての彼女 原田 マハ
この本が原田マハさんの初読本でした。
なんでもできる完璧な女主人公が、男に振られ、部下にしてやられてさんざんでしたが、痛快、壮快な気持ちにさせられました。
うん。なんとかなるよね。やってみよう。そう思える、出逢えて良かった一冊です。
まとめ
- 今回は疲れた時に読むおすすめの本を記事にしました
- 心が疲れた時、鬱っぽくて何もする気になれない時、前向きになりたい時、その時々でおすすめする本を紹介しました
- 疲れてしまったあなたの癒しになってくれる本と巡り合えますように
日々の暮らしに疲れてしまうことって、みんなあると思うんです。
そんな時、自分とは関係のない他人の人生に入り込むことで、自分の苦しい気持ち、思い悩みから解放されて新たな気づきが得られ、視野が広がるでしょう。
小説の世界に入り込むことで、疲れる原因(考えても仕方のないことを考える無限ループ)を断ち切ることができます。ぜひおすすめです。
最後になりましたが、疲れている時に読むのは、ビジネス書でも育児本でも自己啓発系の本でもなく、小説を読んで現実から離れて欲しいなと思います。
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