今年もいよいよ梅雨の季節が近づいてきました。
じめじめとした空気、洗濯物が乾かない憂鬱、そして何よりも気になるのがあのまとわりつくような湿気ですよね。
単なる不快感だけで済まされないのが梅雨の湿気の恐ろしいところ。
放置すると、「梅雨だる」という言葉があるように、湿度の高さは私たちの心身に様々な不調をもたらします。
梅雨の湿気対策しっかり行って快適に過ごしたいです!!
湿気対策として、除湿器かエアコンかどちらを選ぶと良いでしょうか!?
除湿器、エアコン、それぞれメリットとデメリットがありますので、何を重視するか考えていきましょう。
エアコンと除湿器の違いを比較
エアコン(除湿機能)

デメリット:
- 電気代が高めになる傾向: 特に「再熱除湿」機能は、一度冷やした空気を温め直すため、電気代が高くなります。「弱冷房除湿」は比較的電気代が安いですが、室温が下がりやすいです。
- 持ち運びが難しい: 基本的に据え置き型なので、必要な場所に移動して使うのは難しいですね。
- 除湿能力は除湿器に劣る場合がある: 除湿を主な目的とした除湿器に比べると、除湿能力が低い機種もあります。
メリット:
- 一台で除湿と温度調節が可能: じめじめした空気を除湿しながら、室温を下げることもできます。特に暑い日には一石二鳥です。
- 広い範囲の除湿が得意: リビングなど広い空間の除湿に適しています。
- 空気清浄機能付きの機種もある: 除湿と同時に室内の空気をきれいにすることができます。
- ドレンホースによる排水: 溜まった水を捨てる手間がありません。
除湿器
デメリット:
- 温度調節はできない: 除湿のみで、室温を下げる機能はありません。コンプレッサー式は運転時に若干室温が上がることがあります。
- 排水の手間がかかる: タンクに溜まった水を定期的に捨てる必要があります。
- 適用畳数が限られる: 製品ごとに適用畳数が設定されているため、広い部屋全体を除湿するには 向かないでしょう。
メリット:
- 除湿能力が高い: 除湿を主な目的としているため、効率的に湿気を取り除くことができます。
- 電気代が比較的安い: 特にコンプレッサー式の除湿器は、エアコンの除湿機能よりも電気代が安い傾向があります。
- 持ち運びが容易: キャスターが付いているなど、移動しやすい機種が多いです。必要な場所に移動させて集中的に除湿できます。
- 部屋干しに適した機能がある: 衣類乾燥モードなど、洗濯物を乾かすのに特化した機能を持つ機種があります。
どちらを選ぶべきか?
- 暑さも気になるならエアコンの除湿機能: 室温も下げたい場合は、エアコンの除湿機能が便利です。ただし、電気代や室温変化も考慮しましょう。
- 除湿を重視するなら除湿器: 効率的に湿気を取り除きたい、部屋干しを良くしたい場合は、除湿器がおすすめです。特にコンプレッサー式は電気代も比較的安価です。
- 狭い範囲や特定の場所だけ除湿したいなら除湿器: 持ち運びができる除湿器は、クローゼットや洗面所など、ピンポイントで除湿したい場合に便利です。
- 電気代を抑えたいなら除湿器(コンプレッサー式): 一般的に、エアコンの除湿機能よりも除湿器の方が電気代を抑えられる可能性があります。
エアコンと除湿器の併用も効果的
エアコンと除湿器を併用することで、それぞれのデメリットを補い、より快適な湿度管理が可能です。
例えば、エアコンで広い部屋全体の湿度を下げつつ、除湿器をクローゼットなどの湿気がこもりやすい場所に置くといった使い方ができます。
部屋干しの際には、除湿器を洗濯物の近くで使用すると、乾燥時間を短縮できます。
最終的には、ご自身の部屋の広さ、重視するポイント(温度調節、除湿能力、電気代、持ち運びやすさなど)に合わせて選んでください。
まとめ
梅雨の時期の湿気対策にエアコンか除湿器かどちらを使用するのが良いのか調べました。
それぞれ、良い面悪い面がありますので、ご自身のスタイルに合わせて選びましょう。
広範囲の除湿をしたいならエアコン。
ピンポイントでしっかり除湿したいなら除湿器を選ぶと良いでしょう。
金銭的に余裕があるなら、エアコンと除湿器を併用できて最強ですね。
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