ヘアドネーションって知っていますか!?
ヘアドネーションとは、髪の毛を寄付することです。
寄付した髪の毛は医療用ウィッグとなって、小児がんなどで髪の毛に悩みのある方に無償で提供されます。
うちの娘が先日2回目のヘアドネーションを行いましたので記事にしたいと思います。
ヘアドネーションはレターパックライトで送付しました。
ヘアドネーションをするにあたって、注意点や気になることをまとめましたので、ぜひお役立てください。
目次
ヘアドネーションとは
ヘアドネーションとは、病気や事故などで髪の毛を失ってしまった人のために、自分の髪の毛を寄付する活動のことです。
寄付された髪の毛は、医療用ウィッグの材料として使われ、髪の毛を必要とする人に無償で提供されます。

約2年かけて伸ばした髪の毛をヘアドネーションを受け付けている美容院でカットしてもらいます。
2年前にもカットしてもらって丁寧に対応してもらったので、今回も同じところでお願いしました。
カットした髪の毛は、自分でヘアドネーションを行っている団体へ送ります。
送った髪の毛は団体が医療用ウィッグの材料として加工し、必要とする人へ提供してくれます。
ヘアドネーションの送り方、送付先は?
ヘアドネーション賛同店で髪の毛を切ってもらったら、ドナーシートを記入し送付します。

上の画像は2年前のものです。レターパックライトで送りました。
レターパックは、全国一律料金でA4サイズのものが送れるサービスです。
レターパックは、2024年10月1日に料金が改定され、値上げされました。
- レターパックライト:370円 → 430円(60円の値上げ)
- レターパックプラス:520円 → 600円(80円の値上げ)
レターパックは「レターパックライト」と「レターパックプラス」の2種類あります。違いはご覧の通りです。
レターパックライト | レターパックプラス | |
A4 | サイズ | A4 |
4kg以内 | 重さ | 4kg以内 |
3cm以内 | 厚み | 制限なし |
郵便受けに投函 | 配達方法 | 対面で手渡し |
レターパックはどちらも追跡番号がついているので、届いたかどうか確認することができ、土日も配達してくれます。
レターパックプラスとライトどちらが良いの!?
- レターパックライト:薄くて軽いものを送りたい場合や、郵便受けへの配達で問題ない場合、送料を抑えたい場合におすすめ
- レターパックプラス:厚みのあるものを送りたい場合や、対面での手渡しを希望する場合、確実に相手に届けたい場合におすすめ
レターパックライトでも、追跡サービスがついていますので、私は今回もレターパックライトで送付しました。
ヘアドネーションは迷惑なのかな!?
病気や事故などで髪を失った子供たちのために、寄付された髪の毛で医療用ウィッグを作るヘアドネーション。
困っている人のお役に立てればという善意でありますが、ヘアドネーションが迷惑であるようなことが、ネットでチラホラ書かれています。
ヘアドネーションが迷惑だと言われる背景には、いくつかの理由が考えられます。
1. 社会的なプレッシャーと固定観念:
- 「髪はあって当然」という社会的な固定観念や、外見に対する過度な期待が、髪を失った人々へのプレッシャーになる
- ヘアドネーションが、「ウィッグを着用すべき」という無言の強制につながるのではないかという懸念
- 特に子供の場合は親や周囲の大人の意向が優先されて、本人の意思が置き去りにされるケースも考えられる
2. 善意の押し付けと多様性の欠如:
- ヘアドネーションは善意に基づく行為だが、髪がないことを「かわいそう」とする一方的な価値観の押し付けになることもある
- 多様な外見や価値観を尊重する社会において、ヘアドネーションが、髪がないことを「異常」と捉える偏見を助長するのではないかという批判がある
3. 商業利用と倫理的な問題:
- 一部の団体や美容院が、ヘアドネーションを商業目的で利用しているのではないかという批判がある
- 寄付された髪の毛の品質や管理方法、ウィッグの製作過程における倫理的な問題が指摘されている
4. 情報発信の偏りと受け手の感情:
- ヘアドネーションに関する情報発信が、ドナー側の視点に偏っている場合がある
- ウィッグを必要とする側の感情やニーズが十分に考慮されていない場合、活動自体が迷惑に感じられることがある
5. 誤解や情報不足:
- ヘアドネーションの目的や仕組み、ウィッグの製作過程などについて、誤解や情報不足
- ヘアドネーションが、単なる髪の毛の寄付ではなく、医療用ウィッグの提供を通じて、人々のQOL(生活の質)向上に貢献する活動であることを理解する必要がある
ヘアドネーションは、善意に基づく活動ですが、上記のような様々な側面を考慮する必要があります。
ヘアドネーションを検討する際には、これらの情報を参考に、慎重に判断することが大切です。
私は、ヘアドネーションに賛同している美容院店で、団体も寄付を受け付けてくれていることを確認してから送付しました。
お役に立てると信じてたくしたいです。
きちんと使ってもらえそうな団体なのか調べてみることをおすすめします。
ヘアドネーションの注意点。長さとウィッグ仕上がりについて
髪の毛を寄付できる長さは31センチから(団体によっては、それ以下の長さでも受け付けている場合があります)。
- 31センチはショートウィッグ
- 40センチはボブウィッグ
- 50センチはロングウィッグ
- 60センチはスーパーロングウィッグとなります。
31センチあってもショートウィッグなのは折り返して編み込むように使用するからです。
長ければ長い方が良いですが、小さい子は髪の毛が巻き込まれ思わぬ事故の原因になってしまいますから、できる範囲で伸ばしてみましょう。
髪の毛を濡らしてしまうと寄付できなくなってしまいますから、気をつけてください。
トリートメントやヘアオイル、整髪料をつけない状態でカットしてもらいましょう。
まとめ
今回、2回目のヘアドネーションを行いました。
テレビなどで取り上げられて髪の毛の寄付がたくさん集まり飽和状態になっているから、送られても迷惑なんじゃないか。
集まった髪の毛を放置したままなら悲しいですね。ウィックを作る時間も技術も足りていないのかもしれません。
ヘアドネーションは善意の押し付け。偽善。良いことをしたという自己満足でしかないんじゃないか!?そういう声があるのは事実です。
それでも、髪の毛を必要としている人がいて、ウィッグを制作してくれる団体があるから娘の行動に意味があるんだと応援しています。
自分が髪の毛を送る団体はきちんと取り扱ってくれそうか、自分で調べて判断しましょう。
この記事を読んで、ヘアドネーションに興味があるけど、実際どうしたら良いのか分からないという方のお役に立てたらと願います。
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